■健康診断のすすめ

近年、ワンちゃん・ネコちゃんの生活環境の改善、医療技術の進歩、飼い主の意識の向上などにより、平均寿命も年々伸びているため、高齢性疾患は増加する方向にあります。ワンちゃん・ネコちゃんの死亡原因の主なものは、事故死以外に悪性腫瘍、心臓病、腎不全、肝不全があげられます。 これらは先天的なものと後天的なものがありますが、後天的なものとして栄養素バランス異常、高カロリー食過剰摂取、いわゆる太りすぎなどが引き金となっていることが多く見られます。ワンちゃん・ネコちゃんは自分で健康を管理し、食事を取ることは出来ません。 愛するペットをこれらの病気からを守るには毎日注意深く観察・チェックをすることが重要となります。

しかし、内部から徐々に進行する病気は、単純に外見では判断できないものも多くあります。 したがって、病気の早期発見・治療をするためには糞便検査・尿検査・血液検査・心電図・レントゲン検査・超音波検査が非常に有効です。

尿検査
尿を調べることは、健康診断の基本です。 当院では蛋白、ブドウ糖、潜血、pH、比重、尿沈渣など12項目以上にわたって検査します。
糞便検査
糞便検査も尿検査同様健康状態を知る上で重要なものです。特にペットは人と比べても多くの寄生虫が見られるので、公衆衛生上も大変重要です。この検査では、虫卵、原虫、各種細菌、潜血反応、消化試験、膵臓外分泌機能などを検査します。
血液検査
ペットから少量の血液を採り、その成分を検査することによって、健康状態のおおよそを推察することが出来ます。 また、現在の臓器の状態、病気の進行具合、今後の治療方法の選択などにも大きな方向性が示せます。当院では、赤血球数、白血球数、ヘモグロビン濃度、総蛋白、血糖値、尿素窒素(BUN)、AST、ALTなど状態に合わせて検査します。
心電図検査
心電図とは、心臓の動きを電気的に捉え、その記録をとったものです。 心電図検査とは人に対する心電図検査と同じく、聴診器にみられる音だけの検査に比べて正確な検査が行える様になります。
レントゲン検査
レントゲン検査は、骨の異常を調べるのみならず、胸部や腹部の内蔵およびその周辺の病巣を映し出すことにより、外観からは分からない病気の多くを調べることが出来ます。 また、人同様、心血管造影、尿路造影、バリウムによる消化管造影も可能ですから、より細かな検査を行えます。
超音波検査
レントゲン検査では判断しにくい各臓器の内部構造の把握(癌、心弁閉鎖不全、肝硬変など)、レントゲンでは危険な妊婦胎児診断などに超音波断層検査(エコー)を行います。 

健康診断により早期に病気が発見されれば、早期に治療が開始できます。 場合によっては死亡率の高い病気でも治癒させることも出来るのです。 早めに治療できれば費用も治療期間も少なく済みます。 あなたのワンちゃん・ネコちゃんを健康で長生きさせるには、年1度の定期健康診断(1日犬猫ドック)を行いましょう。

詳しくは当院まで

 

いぐさ動物病院
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